2010.1.6

―歳男放談―

小川 文齋君(昭和元年生)

昭和元年生れの寅男、18年海軍に入隊し特殊潜航艇の乗員となる。5時起床夜12時迄海中での訓練。何ケ月も続き心身共に疲れ切ったある日「特攻の日」が決まる。余命半月、併し出撃前日敗戦、残念無念。出撃の日、乗員5人と海底に潜り、生死につき激論。結果復員となり抜殻のように帰京する。父や母又妹達、涙を流して抱きつく。父が言った「でも兄ちゃん戦死したんや」聞くや全員号泣。その時初めて「俺には素晴しい家族がいたんや」と気づく。陰から兄の声が聞えた「お国の為は俺だけでええ、家族や自分を大切にせいよ」

有本 嘉兵衛君(昭和13年生)

小言幸兵衛について。少子化・晩婚化のもとで生まれてくる子供は、過剰な物資や情報、長すぎる学習過程の中で育ちます。加えて、親の過剰愛情もあります。これらの問題点を口に出して注意できる人が少なくなっている。文句をつけるのではなく、子供の将来を見すえた小言を敢然と言えるのが小言幸兵衛です。煙たがられるのを嫌っているうちに世の中が移っていきます。ロータリー会友諸君、今年は少し勇気を奮い立たせ小言幸兵衛や役に徹しては如何。

大原 幹夫君(昭和25年生)

今年は庚寅年、ご存知の通り寅は五黄土星、庚は植物が生長し、幹や枝が硬く立派になってゆく事を意味する様です。今後、より成長し花が咲く実を結ぶ為の準備の時でもあります。60才という節目を迎え、初心に返って、皆様方のよりよきご指導をいただける様頑張っていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。

築柴 宗晴君(昭和37年生)

寅年の寅と動物の虎は字が違います。動物の虎は荒々しく怒ると怖いという印象ですが、寅は、現れ始めるとか動き回るという状況を表していると言われています。寅の日は月では2月、時刻では午前3時から5時となります。2月は立春があり厳しかった冬が去り、ようやく春の兆しが芽吹きだすころです。同じように寅の刻の3時から5時は人間がそろそろ眠りから覚め出す頃です。世の中が白々と明け、世の中の動きもはっきりしてくる頃です。今年は何かが動き出す。そんな年になればと願っています。そして年末には「トラ、トラ、トラ」と言って終われるようにしたいと思います。

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