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2010.4.21
―新会員スピーチ―
「選挙の不思議 ―電子投票ってなに?―」
平安キヤノン事務機(株) 代表取締役社長
会員 木本 和秀 君
【自署式】私たちが選挙の際に立候補者の氏名を投票用紙に署名します。世界的にみるとこれは非常にまれな投票スタイルなのです。立候補者の氏名を「自署式」と呼ばれる方法で手書きをするのは、世界中で日本国だけです。海外(特に識字率の低い国)では、立候補者名や政党マークの横に○印等を記入する方法が多く用いられています。
【案分票】「自署式選挙」の場合、例えば被選挙人の西村さんが2名立候補されていて、投票用紙に「西村」とだけ記入されている場合には票を案分し、それぞれ0.5票づつ獲得します。
【疑問票】病気や怪我等により署名された立候補者名が判読不明な場合、疑問票として無効票になります。
【バリアフリー】視覚障害者の投票方法は2つです。1つは、点字投票です。2つ目は、代理投票です。後天的な視覚障害者は点字を苦手としている方が非常に多くおられます。そのため、第3者が2名確認する代理投票方式では、視覚障害者がプライバシーの確保に不安を抱き、棄権される場合が多々あると言われています。
2002年岡山県新見市よりスタートした電子投票は、上記の問題を解決する方法として注目されています。京都市では、2004年の市長選挙で東山区、2008年の市長選挙で東山区と上京区で採用されています。現在まで、10市町村21選挙で実施されていますが、まだ地方選挙のみが可能な特例法です。今後、電子投票が最も効果を発揮する国政選挙で採用されれば、選挙終了後1時間程で開票終了となる日も近づくでしょう。
京都ロータリークラブ
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