2010.5.26

「オリンピック競技になるゴルフ」

京都府ゴルフ協会事務局次長
井上 克志 氏

世界のゴルフ人口はなんと6,400万人と言われています。第1位はダントツでアメリカの2,860万人(内、年に8回以上ラウンドする人は1,660万人)、第2位はなんと日本の950万人で約100人に1人がゴルフをしているそうです。第3位はカナダで800万人、第4位にイギリスで400万人、この4カ国によって世界のゴルフ人口の四分の三が占められています。この中で、総人口に対してゴルフ人口が一番多いのはカナダで、1,000人に191人(19.1%)がゴルフをするそうです。

世界のゴルフ人口の将来という面から見ると中国とインドが最も注目されます。中国では現在約200のゴルフ場がありますが、これが近い将来500から1,000のゴルフ場がオープンすると考えられ、ゴルフ人口はすでに100万人に達しており、世界的にみてもゴルフ人口はさらに増加するでしょう。インドも同じような状況で、ゴルフ人口は約50万人と言われています。こういう背景もあり、2016年のブラジルのリオ大会より、ゴルフがオリンピック種目に選ばれました。オリンピック精神である「友情、連帯、そしてフェアプレー精神に基づく相互理解」は公正の理念をすべての基本とし、すべてが自己責任で他人を思いやるゴルフという競技は五輪に相応しい競技といえます。

今、ゴルフ界は石川遼・宮里藍のような若い選手が活躍していることでゴルフ人口は若年層を中心に伸びております。ある大学の教授の試算によるものですが、石川遼の経済波及効果はなんと341億円あまりとか……。これは聞いた話ですが、彼はお父さんにゴルフを習っていましたが、お父さんはミスをしても絶対に怒らなかったそうです。ミスを恐れないこと、それはチャレンジ精神が育まれることなんです。最近、失敗を恐れないこと、失敗から何かを学ぶことが大切だと言われておりますが、彼のお父さんはまさにこの方法で息子を日本のトッププレーヤーに育て上げたと言えます。

我京都は、まだまだ他府県と比較して良い練習環境が整っているとは言えません。にもかかわらず実は、京都の女子チームは全国でみても強豪チームなのです。

是非ともオリンピック選手を京都から、そして更なるゴルフ事業の充実を目指して今後とも頑張らせていただく所存です。

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