2022.5.11

― 新会員スピーチ ―
「人生山あり、谷あり」
松井 洋昭 君

2020年9月2日、土井伸宏様、西村勝様のご推薦を頂き、伝統と格式ある京都R.C.クラブに入会をさせて頂きました。京都に赴任させて頂きまして2年が経過しましたが、1年目に10㎏体重が落ちまして、昨年1年かけて12㎏体重が戻りまして、まさに体重が山あり谷ありとなっております。

今回のテーマとして航空機リースについてご説明させて頂きます。旅客マーケットは、今回のコロナ禍で急減しておりまさに谷の状態ですが、将来的な回復は大きく見込まれています。

その中で【航空機リースのメリット】①比較的中長期のリース期間:通常4年~10年程度のリース期間。機体購入価格に対するリース料率は年6~10%程度。 ②20~25年の経済耐用年数:一般的に新造時から10年程度は大手航空会社が、それ以降は中堅・中小の航空会社が使用。 ③トップヘビーな減価償却:新造機(ナローボディ)の法定耐用年数は8年。 ④キャッシュフローの見通し:リース期間中のリース料は固定。リース期間中の整備費用は、借主(航空会社)が負担。 ⑤比較的流通性の高い資産:世界的な中古機マーケットの存在。

【航空機リースの主なリスク】①航空会社の信用リスク:航空会社の倒産や債務不履行等によって、当初予定していたリース料を受領できない可能性や航空機の返還を受けられない可能性ある。 ②航空機の残価リスク:リース終了時またはリース期間中に航空機を売却する場合、売却価格は世界の経済状況や航空機マーケットの動向に左右される。 ③為替リスク:リース料および売却価格の円換算額は為替レートによって大きく変動する可能性がある。 ④航空機の全損リスク:墜落等により航空機が全損した場合は、リース終了となる。全損と判定された場合、保険会社から保険金を受け取ることになるが、投資効果が当初の予定と異なる結果となる可能性がある。 ⑤税制変更等に関するリスク:将来において、減価償却等の税制、税務上の解釈等が変更された場合、当初に予想した投資効果が得られない可能性がある。

以上、簡単ではございますが航空機リースの説明とさせて頂きます。

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