2024.2.21

「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)について」
(公社)2025年日本国際博覧会協会 理事・副事務総長
髙科 淳 氏

1970年大阪万博をきっかけにいろいろな事が始まりました。当時訪れた人たちからは「万博良かった」と伺っており、今回も感動を与えられる事をめざして様々な準備を進めています。

会場としては巨大なリングの中に文化、言葉、価値観など多様性に満ちた各国のパビリオンが建ちます。それがリングの中で一つに繋がっているという大きなメッセージを発したいと思っています。リングの上からは海が見通せ、全周2km、直径600mの世界最大の木造構造物になっています。

現在の状況として建設は進んでおり、リングは5割以上、各国のパビリオンは協会が作るタイプは建ち始め、企業のパビリオンも現場はかなり動いています。咲洲から1駅延伸した夢洲駅を作る地下鉄工事は海底トンネル内の線路がつながり、ホーム建設も進んでます。一部の外国のパビリオンはゼネコンを見つけるのに苦労されていますが、今後順次着工していく段階に入っております。目標150か国のところ、160か国から参加表明をいただいており、各国パビリオンは相当凝ったデザインで展示内容も発表いただいています。参加国側から強いcommitmentをいただいて準備を進めているところです。

全体のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」の事業signature projectとして、1970年万博の岡本太郎さんの太陽の塔、愛・地球博の冷凍マンモスの様な命に係わるパビリオンができます。また、企業からは13のパビリオン出展があり、展示内容はサプライズにしたいとの事で全容は分かってません。その他日本館、大阪パビリオン、関西広域連合パビリオン、ウーマンズパビリオンなどの準備も進んでおり、会場全体を企業の皆様の協力で未来社会のショーケースにする計画もあります。

イベントも万博の華です。主催者側のイベント以外に一般から500件を超える申し込みを頂いております。

ロゴマークは細胞DNAがあちこちにはねているデザインで、キャラクターの“ミャクミャク”は「脈々と続く」と「心臓の脈」を兼ねたものです。テーマソングもあります。入場券の前売りも始まっています。グッズショップもできてきています。

ネガティブ報道が多い中、楽しめる雰囲気づくりが大切だと思っておりますので、皆さんも一緒に作るところから関わっていただくと楽しみが倍増すると思います。ご参加をお待ちしております。

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