2024.9.25
― 老・壮・青 会員スピーチ ―
「もう一つのボランタリー」
老:竹中 洋 君
大学卒業後の50年余を医科大学で勤務してきた私は、教育・研究と医師の立場から、R.C.職業奉仕を考えることになります。
マクドナルドハウスの誘致に携わったことから気づいたもう一つのボランティアについてお話をします。建築には京大病院と京都府立医大病院が寄付金を集めます。施設は、入院患児のご家族に寄り添う24時間、全てボランティアによって運営されます。ストレスのかかる付き添いのご家族のおもてなしや相談にのることなど、人生経験を活かしたボランティア活動が待望されています。ちょっと素敵でしょう。
「22年振りの新会員」
壮:藤原 良尚 君
2024年4月からトラックドライバーの時間外労働の960時間労働規制と改正改善基準告知が適用され、労働時間が短くなることで輸送能力が不足し、「物が運べなくなる」可能性が懸念されており、このことを「物流の2024年問題」と言われています。
国の「持続可能な物流の実現に向けた検討会」では営業用トラックの輸送能力は2024年には14.2%不足し、2030年には34.1%不足する可能性があると言われています。
そして2024年問題の解決には、トラック事業者だけでなく、荷主、個人消費者の協力が不可欠です。
「ITとAIと設計事務所」
青:齋藤 篤史 君
ITやAIは最近何かと話題ですが、建築設計の世界ではBIMが最近のトレンドです。BIMは現在も発展途上の技術であり、その使用にはメリットとデメリットがあり、設計実務においてはどの程度まで利用するかといった見極めが肝要です。またAIの利用については、留意すべき点は多数ありますが、将来的には一定の合理的効果が見込まれます。
AIを研究していた者が言う事ではないかもしれませんが、ITやAIは一つの道具に過ぎないので、使える所では積極的に使って、そうでないところでは無理して使う必要はないのではないかと考えます。
京都ロータリークラブ
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