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2015.7.22

― 新会員スピーチ ―
「不易流行 ―東京ヒルトンホテルからザ・キャピトルホテル東急へ―」
(株)京都東急ホテル 総支配人
奥村 浩二 君

2010年10月　東急電鉄が永田町二丁目に130m 29階建ての高層複合ビル「東急キャピトルタワー」を建設しました。2008年に私はそのビルのメインテナントで、東急ホテルズのフラッグシップとなるザ・キャピトルホテル東急というホテルを開業させる業務を担当していました。ザ・キャピトルホテル東急の前身は日本初の外資系ホテルで、東急が運営を委託してオープンした東京ヒルトンホテルでした。1966年にはビートルズが宿泊して有名になったホテルです。

ザ･キャピトルホテル東急のブランドビジョンは「不易流行」です。東京ヒルトンホテル時代に培った経験を「不易」（変わらないもの、変えてはいけないもの）とし、さらに創意工夫を重ねてお客様に常に新しい感動を提供したいという思いを「流行」（変わるもの、変えなければならないもの）としたのです。

今は京都でホテル業に携わる者として、これらの思いを忘れず京都に来られるお客様にご満足頂けるサービスを提供する事で観光立国推進に寄与したいと考えています。