2025.6.25

「一年間を振り返って」
会長
市川 誠 君

事前に用意をしたパワーポイントを順次示しながら、まずは48 回の例会の卓話内容を振り返った。千玄室大宗匠の4 回にわたる「京都ロータリークラブ100 年の歩み」が何と言っても圧巻で、都倉文化庁長官はじめ西脇京都府知事、松井京都市長の公人の方々、現在活躍中の各界の著名人など多彩な顔ぶれの興味深い卓話、老・壮・青や新会員スピーチも会員各位の個性が出て素晴らしい内容であった旨を振り返った。各回のクラブ・フォーラム、I.D.M.、夜間例会、年末家族会、春の家族会などの概要や奉仕事業の具体的内容を語った。5 つの海外姉妹クラブにも100 周年の周知のために会長・幹事・国際奉仕担当を始め会員諸氏が訪問した旨を報告の後、会長自らが多くの失敗をしたこと、特に例会進行上での失敗談を披露して笑いを誘った。

2024 年に入ってから、左足に血栓が見つかり精密検査の結果、肺高血圧症と診断され会長就任の直前の6 月から3 回にわたり手術を受けた話を披露し、その治療でお世話になった武田直前会長、府立医大の夜久学長にお礼を述べた。

続いて、歴代会長、副会長、幹事、理事・役員に一年間のお礼を述べ、特に幹事には会務の殆どを担って貰って言葉では言い表せない程の感謝をしていると述べた。 引き続いてこの市川会長がこの一年間で感じたことを述べた。

まず会長就任前の3 回のRLI での研修と会長就任後の他クラブへの表敬訪問の際の経験で他クラブは京都R.C. と異なり会員減少や予算不足などの大きな課題に直面している現状を理解し、会長の重責を再認識したと述べた。

反省点や感じたことについては ①新たな奉仕事業が少なかった ②新たな地区補助金、グローバル補助金について挑戦をすべきであった ③事務局に負担を掛け過ぎている ④例会進行形式の見直し ⑤委員会の見直し ⑥専門人材の育成 ⑦例会の場を京都R.C. のDNA 継承の場とする ⑧他クラブの活動内容をもっと知っておく ⑨単年度制の長所、限界の理解 ⑩会長エレクトの1年間で勉強すべきであった ⑪長期ビジョンを考え実行する仕組みが必要、等々の話が有った。

最後に会員皆様の手で京都R.C. を日本一のロータリークラブに育てて欲しいと締めくくった。

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