大阪府枚方市の出身で、同志社香里中高から同志社大学へ進学し、京都へ通学しておりました。関西電力入社後の初配属が伏見営業所で、今回が2度目の京都勤務となります。
会社人生では2/3を広報部門で過ごし、多くの記者会見を経験する等、刺激的な会社人生を過ごして参りました。その間、電気事業は地域独占から自由化の時代を迎えて、大きく事業環境が変わりました。
皆さんは、まだ「餅は餅屋、電気は関西電力」と思っていませんか。
以前は、関西地域では全ての方が関西電力から電気を購入おられましたが、家庭用の電気も2016年から自由化され、好きな電力会社が選べるようになっています。小売り電気事業者は700社を超え、現時点で約3割の方が関西電力以外から購入されています。
また、以前は関西電力では「作る(発電)」・「運ぶ(送配電)」・「売る(販売)」まで一貫して行ってきましたが、2020年から運ぶ(送配電)機能が別会社になりました。この送配電設備は、関西電力も新しい電力会社も平等に利用できますので、電気の品質や停電時の復旧などに差はございません。
停電といえば、最近は家庭内のあらゆる機器が電化されており、万一停電になった際は、いつ復旧するのか、という情報がとても重要になっています。関西地域では、「復旧作業の進捗状況」や「復旧見込み時間」を確認できる「停電情報アプリ」というスマホのアプリも便利だと思います。
2011年の東日本大震災以降、エネルギー業界を取り巻く状況も大きく変化しました。東京電力福島第一原子力発電所の事故により、日本の原子力発電所が長きにわたり全て停止する事態となっておりましたが、13年を経た現在、ようやく12基が再稼働しています。ただ、54基が稼働していた震災前と比して、日本の発電全体に占める割合も数%しかない状況で、太陽光や風力なども増えてきましたが、まだまだ2割程度です。
2050年のカーボンニュートラル社会に向け、課題山積のエネルギー問題について、今後もご関心を持って頂ければ幸いです。
スピーカープロフィール

奥戸 義昌 君
関西電力㈱ 執行役員 京都支社長
枚方市のご出身で、現在も在住されています。同志社香里中・高、同志社大学法学部をご卒業。関西電力に入社され初任地は伏見営業所で、一昨年の6月に京都支店長として赴任されました。ご趣味は旅行・ゴルフ、新たな発見を求めて国内外を旅行されております。ゴルフはボールを打つのはコースの散策のついで、という感じで、京都R.C.囲碁同好会にも未経験で突然の入会。ご家族は奥様と4人のお子様。