例会プログラム

例会報告

「ガバナー公式訪問所感」

2025年07月23日

スピーカー: R.I.第2650地区ガバナー 小﨑 学氏

私は「ミラノ工務店」という建設会社を経営している。所属は京都北ロータリークラブだ。

今年2 月には、ガバナーエレクトとして国際協議会に出席した。ところが6 月になって、マリオ・セザール・マルティンス・デ・カマルゴR.I. 会長エレクト辞任の知らせが届いた。R.I. 理事会は急遽、フランチェスコ・アレッツォ氏を2025-26 年度の会長に選出した。

R.I. 会長の交代に困惑したが、今年度のR.I. 会長メッセージ「よいことのために手を取りあおう」は継承されることになった。このメッセージは、2017 年6 月に採択されたロータリーの「ビジョン声明」に通じる。「ビジョン声明」は「私たちロータリアンは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています」と謳っている。

アレッツォR.I. 会長は、この中で「自分自身の中で」の部分が大切だと強調した。それはR.I. の提示する中核的価値観(親睦、高潔性、多様性、奉仕、リーダーシップ)を意味する。時代が変化しても、ロータリーで変えてはいけないものだ。

私はアレッツォR.I. 会長の思いを受けとめ、地区の基本方針を「未来へつなぐ」とした。
ロータリーの最大の財産は会員だと思う。クラブの力は会員一人ひとりによって生まれ、クラブの活力は人と人とのつながりから生まれる。多様な価値観を尊重しながら目標に向かう。この絆こそ、ロータリーの強さだと私は信じている。

成長のカギは人財の育成だ。例会や奉仕活動、青少年との交流のなかで、私たちは学び続ける。それを次の世代へ伝える姿勢が、未来のクラブを作る。変化への柔軟な姿勢も必要だ。社会は日々、変化している。クラブも「こうあるべき」に縛られず、進化していくべきだと考えている。

京都R.C. にはこれからも、創立100 周年記念事業で実施したような国際奉仕のモデルを作ってほしい。当地区のマザークラブとして、威厳と温かさをもって他クラブをご指導願いたい。

変化を恐れず、仲間を信じ、学び合い、支え合う。そうした歩みのなかに、未来へつながるクラブの姿があると信じている。クラブの未来は私たち一人ひとりの行動にかかっている。共に学び、共に奉仕し、次の世代へバトンを渡していこう。

スピーカープロフィール

小﨑  学氏
国際ロータリー第2650地区 ガバナー
1962(昭和37)年生
㈱ミラノ工務店 代表取締役社長
職業分類 建設業
【クラブ関係 ロータリー歴】
2005年4月7日 京都北ロータリークラブ入会
2009-10年度 理事(会員増強委員長)
2011-12年度 幹事
2017-18年度 会長
【その他】
ロータリー財団ベネファクター、メジャードナー
第4回 米山功労者マルチプル

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