例会プログラム

例会報告

―新会員スピーチ―「クラシック音楽のグロース課題と私の音楽活動」

2026年05月13日

スピーカー: ㈱電通 京都支社長/ 山本 貴嗣 君

私の仕事は企業や社会の成長の共創パートナー。その視点で趣味のクラシック音楽マーケットを紐解くと、長期的に若年層の参入が減りファン層が高齢化、構造的に「世代継承が断絶」している課題状況である。そんな中、ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝された沖澤のどかさんを常任指揮者として迎えた京都市交響楽団は、以前から積み重ねてきた多層型施策もあいまって、今、大躍進しており、身近な成功事例である。

私は大学時代から37年間指揮者として活動してきた。1995年に「けいはんなフィルハーモニー管弦楽団」を創設。「学術・技術の街に文化の響きを」というパーパスが話題になりけいはんな地区で愛されるオーケストラになった。30年前の京都R.C.例会でもその意義と反響を紹介させていただいた。また地元の小学校への訪問演奏やバレエ公演などを通じて地域のクラシック音楽ファン拡大にも努力した。

2003年から長岡京市民管弦楽団で指揮者として楽団の運営・演奏両面で活動を牽引。プロのパートナー奏者の指導協力にも支えられ、この10年間は毎回の演奏会で1000人のホールが主に地元のファンで満席になる盛況ぶり。長岡京市の文化奨励事業「長岡京芸術劇場」としての演奏会では様々な挑戦ができ、特に最近では、演奏会形式のオペラの上演も実現している。また、毎年11月のガラシャウィークでは60人オーケストラを200人のお客さんで囲むレクチャー形式の演奏会も実施。音楽ファンの拡大・育成に取り組んでいる。

スピーカープロフィール

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山本 貴嗣 君
㈱電通 京都支社長

京都市生まれで、向日市のお住まい。洛星中学・高等学校、大阪大学人間科学部をご卒業され、1991年に電通に入社されました。マーケティング・クリエーティブ領域を中心に営業され、京都支社長、関西第3ビジネスプロデュース局長を経て、2025年より再び京都支社長としてお勤めです。幼少からピアノと作曲を学ばれ、中高時代はオーケストラ部でコントラバスを演奏、大学時代に指揮を始めて以降35年以上にわたって指揮活動を続けておられます。只今、オペラの指揮にも挑戦中とのこと。

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