例会プログラム

例会報告

― 追悼例会 ―

2026年01月28日

スピーカー: 会員 中野 博美 君/会員 亀井 邦彦 君

「故 城守茂右衛門君を偲んで」 中野 博美 君

城守さんは、人とのなごみを大事にされる人だった。
 
ご自宅は、岩倉・実相院の坂の上の大きな家。私も中学一年まで岩倉に住んでいた。私の五つ年上。当時は、年長者が小さい子どもをお守りする役目があった。ゲームのない時代、自然がいっぱいだった。川で魚を捕るには?この沢の水は飲めるのか、カブトムシがどこにいるのか…いろんなことを教えてもらった。
 
私は大学で東京へ。20年ほどして戻った頃、城守さんは(医療法人の)理事長になっておられた。すぐ「勉強会をしよう」と連絡があった。ぽっちゃりで非スポーツ体型。だが、クレーン射撃の国体選手で、シカやイノシシを撃ちに行き、さばいておられた。柊家で舌鼓を打ったことを覚えている。
 
心臓を患い、脳梗塞に。リハビリを頑張っておられた。ご長男から「亡くなった」と連絡を受け、ご自宅へうかがった。珍しく雪が積もっていた。広間で体をなでてあげた。楽しいことがいっぱいあった。感謝している。


「故 西村治兵衞君を偲んで」 亀井 邦彦 君

治兵衞さんは素晴らしいロータリアン。在籍47年11カ月で第84代の会長を務めた。人の嫌がることをしない、常に人を見守る方だった。

慶応大学法学部出身。自動車部に所属し、生涯の趣味になるゴルフもドライブも学生時代から親しまれた。卒業後は材木屋さんの家業へ。毎日、材木を担いでいて力持ちだった。

奥様の父が新社屋の土地を探していたところ、治兵衞さんの実家が所有する嵐山の地を気に入った。それを縁に、治兵衞さんは婿養子になられた。

千切屋治兵衞さんは呉服業界では別格の老舗だった。洗練された意匠と卓抜の技術。その着物は全国の愛好家に愛用されている。私は、ものづくりの大切さ、コンセプトをもって品揃えする大切さを教えてもらった。

治兵衞さんは花街、特に先斗町が好きだった。鴨川をどりと水明会はほぼ毎年、お供させてもらった。最期のお別れのとき、惚れ惚れする素敵な微笑みでお休みになっておられた。かっこいいなあと見送った。

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