「航空会社が考える地域創生事業とは」山下 肇 君
航空業界は平和産業と感じている。世界中で大恐慌や戦争やテロ、ウイルスが蔓延すると人流が止まり航空需要そのものが減少します。今は働き方も変わり、リアルよりオンラインが主流です。
5月には5類に移行されましたが、物価の高騰、円安の影響もあり19年度比70%という状況です。このような環境下に“航空1本足”だけでは、事業継続が難しく以前年から進めていた“地域創生事業”を拡大し、全国33の支店を拠点に進めました。70年の経験で航空・旅行事業で築いた地域の方との信頼関係をもとに、地域の為に一緒に成長できる事は何かを考え営業販社を“ANAあきんど株式会社”と名称を変更し、生まれ変わりました。
地域の皆様・ご利用頂く皆様・ANAの三方よしを実現するため、皆様と一緒に未来を創ります。
支店長として初の着任地、航空事業と地域創生事業の2本柱で、この京都に少しでも恩返しができればと思っております。
最後に、弊社のビジョン“ワクワクで満たされる世界を”をモットーに皆様にワクワクしてもらえる環境を提供して参ります。
「NHK ドラマの作り方~ドラマプロデューサーの仕事~」藤澤 浩一 君
自分の仕事を振り返ると、一番印象深いのは、スペシャルドラマ「坂の上の雲」のプロデューサーの仕事です。司馬遼太郎さんの同名小説を原作としたドラマで、全13回を2009年から3カ年にわたって放送しました。放送終了まで、制作を開始してから10年に及ぶ長丁場でした。
プロデューサーの主な仕事は、第一に脚本作成です。執筆するのは脚本家の仕事ですが、プロデューサーは脚本家と一緒に脚本を修正します。脚本が完成する過程で、様々な専門家に「考証」をお願いします。ドラマはあくまでフィクションですが、考証を経ることで、虚構と事実のバランスをとることが必要です。
番組の予算管理も重要な仕事です。しかし、ドラマの制作は天候などの予測できない条件の影響を受けることが多く、予算計画通りに進行させることは至難の業です。
「坂の上の雲」はドラマとしては大きな予算と時間をかけて作られました。
おかげさまで、明治の日本をリアルに再現できたのではないかと思っています。
スピーカープロフィール

山下 肇 君
全日本空輸㈱ 京都支店長
横浜市のお生まれ。ご家族は奥様、大学一年生のお嬢様、高校一年生のご子息で横浜市在住のため、現在は単身赴任中とのことです。中学から大学までバレーボール部に所属され、何と高校時代には全国大会に出場されたとか。ただ、レギュラーで活躍?とはいかず応援団で盛り上げられたようです。ご趣味はスポーツ観戦、食べ歩きで、帰省時にはご子息のサッカー部の試合観戦や、奥様との食べ飲み歩きでリフレッシュされています。
藤澤 浩一 君
日本放送協会 京都放送局 局長
東京都新宿区のご出身。東京大学文学部を卒業され、NHK入局直後から広島局に勤務された5年間以外は、一貫してドラマ制作に関わられ、昨年6月京都局に異動されました。演出された番組は、今総合テレビで再放送している連続テレビ小説「さくら」、プロデュースした番組はスペシャルドラマ「坂の上の雲」などです。ご家族は奥様と猫が一匹。ご趣味は写真ということで、最近はデジタル一眼が重く感じるようになり、持ち出すのが億劫になってこられたとか。