例会プログラム

例会報告

―新会員スピーチ―

2024年04月17日

スピーカー: 佐藤法律事務所 佐藤 建 君/㈱三嶋亭 代表取締役社長 三嶌 太郎 君

「自己紹介・日本の刑事司法について」佐藤

2022年10月に入会させて頂きました佐藤建です。

生まれも育ちも東京で、大学卒業までを京王線の沿線で過ごしてきました。司法修習で京都へ参りました後、裁判官として近畿や沖縄、北陸、中国地方で20年間勤務し、京都にて弁護士になりました。

私が裁判官として長らく携わってきました日本の刑事司法の特色としては、①捜査のための身柄拘束期間が制限されていること、②この期間内に捜査を尽くすため捜査を担当する警察にマンパワーを投入する捜査中心の態勢がとられていること、③捜査の結果を慎重に検討し有罪が見込める場合にのみ起訴すること、という3点を挙げることができます。

この特色の根底には、日本では起訴された場合の社会的、経済的不利益が大きいので、真に処罰されるべき者のみを起訴する、という発想があると考えています。

裁判員制度に象徴されますように、司法制度は国民の皆さまの理解と信頼なしには成り立ちませんので、これからも興味関心を持って頂けますと幸いです。


59年の人生(料理人として茶道との出会い)」三嶌 太郎

明治6年創業のすき焼の老舗に生まれ、15歳より手伝い、東京でホテル勤務、けがにて帰郷、リハビリ期間中、日本社会の閉塞性に気付き、日本と家族を捨ててブラジルへ家出(27歳/1992)。

ブラジルの貧しい人々の姿にカルチャーショック、日本の良さを認識。帰国後31歳の時、父が倒れ、親の恩を感じ家業を継承決意。父の死去、34歳で5代目(代表取締役社長)継承、のち日本のBSEなど幾多の業界問題を乗り越える。

4年後(38歳)髄膜炎、治療に3年間を要し、日本、京都、三嶋亭に生まれた人生を考え、「すき焼き」牛肉薄切り技術は日本・京料理の薄造り技術からと、原点の京料理を学ぶ。

「料理人はお茶とお花を学べ」を見聞きし、茶道、華道を始める。特に茶道からの学びは仕事や生き方などにも影響。

令和2年(55歳)龍谷大学大学院農学部 食と農の科学科にて「牛肉の美味しさと食の未来」研究、修士学位所得。音楽(JAZZギター)を愛す。

日本人として生まれ、茶道の精神性を学び、生涯現役でやっていきたい。

スピーカープロフィール

佐藤 建 君
佐藤健法律事務所 弁護士

東京都のご出身ですが、裁判所での仕事では関西を中心に北陸や沖縄県でご勤務されておりました。ご家族は奥様と4人のお子様の6人家族で、内お二人のお子様は進学のため京都を離れておられ、長期のお休みにはお子様の下宿先にご家族で訪ねられるのが家族旅行になっているとのこと。ご趣味はお仕事とのことで、勤勉にお勤めです。

三嶌 太郎 君
㈱三嶋亭 代表取締役社長(五代目主人)

昭和40年 京都生まれ京都育ち、同志社中学に進学され、昭和62年に同志社大学商学部をご卒業後、東京でのホテルマンを経て京都に戻り、家業の五代目を継承されました。ご家族は奥様と3人のお嬢様。また、茶道、華道、音楽(JAZZギター)、カービングと多彩なご趣味をお持ちになられています。