2023年4月に京都に赴任、7月に京都ロータリーに入会させて頂きました。今回は家族帯同で京都に来ており、子供たちは地域の文化に触れることで、大変貴重な経験をさせて頂いております。
野村證券は2025年に設立100周年を迎えます。京都ロータリーと時を同じくして創立されております。節目の時期を迎えるにあたり、弊社の創成期の歴史についてご紹介させて頂きます。創業者は野村徳七(1878~1945)、大阪府八尾市に生まれました。徳七が生まれた明治11年は東京と大阪に証券取引所が設立された年であり、何か宿命、因縁めいたものを感じます。実家は両替商を営んでいましたが、徳七は時代の流れに合わせて、株式・公社債の取次ぎに生業を変えていきました。徳七は日露戦争後の大相場で財を蓄え、1918年に「大阪野村銀行」を設立します。大阪野村銀行は後に大和銀行となり、合併を経てりそな銀行の源流の一つとなります。銀行設立の7年後、1925年に証券部が独立するかたちで「野村證券」が設立されます。社員、社員見習いを合わせて84名のスタートだったそうです。
徳七は大阪の生まれではありますが、京都への想いが非常に強く、南禅寺に別邸として「碧雲荘」をつくり、お墓は大谷本廟にお世話になっております。「碧雲荘」には1935年にポール・ハリスご夫妻にもお立ち寄り頂いており、ロータリーとのご縁を感じております。
1925年、会社設立と同時に京都支店も開設されており、来年100周年を迎えます。現在の社屋は昭和62年に竣工しており、玄関口には京都の皆様に長年お引き立て頂いた感謝の表現として「からくり時計」が設置されております。定刻になりますと祇園囃子の音色に合わせて長刀鉾のミニチュアが下りてきます。制作にあたっては山鉾連合会や四条商店街の皆様にご指導を頂いたそうです。今では外国の方々にも多く足を止めてご覧頂いています。
来年の100周年にむけて、社会の持続的な成長に貢献するべく、役職員一同より一層の努力を続けていきたいと思います。
スピーカープロフィール

依藤 慶太 君
野村證券㈱ 京都支店長
1978年10月生まれ、東京都のご出身。野村證券に入社、初任店は愛媛・松山支店でした。その後、東京と地方を行ったり来たりでしたが、2023年4月に京都支店長として赴任されました。ご家族は奥様とご長男、ご長女の4人で、家族一緒に京都にお住まいになっております。趣味は、京都に来られてから真剣に向き合い始められたゴルフで、徐々にではありますが上達してきたとのことです。