【ロゴマークから見た大丸の歴史】
大丸の創業は1717年。下村彦右衛門正啓が京都伏見で呉服屋「大文字屋」を開きました。その当時から、「大」に「丸」の商標を使用しており、「大という字は、一と人とを合わせたもので、丸は天下・宇宙を示す」ことから「天下第一の商人であれ」という業祖正啓の志が込められています。1726年に心斎橋筋に「松屋」を開店、これが現在の心斎橋店の始まりです。(中略)時は経って1912年、四条高倉に鉄筋木造3階立ての新店舗を建築しましたが、火事で消失。仮店舗「フェニックスホール」は、京都の町の皆さんの応援でたいそう繁盛します。この復活のシンボル「フェニックス」が心斎橋の新店舗でなぜか「くじゃく」となって登場、以降、「くじゃく」が大丸のシンボルとなり、1983年、くじゃくをモチーフとした現在のロゴマークが誕生しました。
【2024秋冬ファッショントレンド】
メンズ編。カラーはベーシックなアースカラーやグレー、そこに赤やブルーなどビビッドカラーでアクセントが加えられています。スーツやジャケットは柔らかなシルエットで、インナーにはポロニットが多いです。コートの注目はダッフルコート、着丈が長くなっています。新鮮なアイテムはカーディガン、バリエーションが豊富です。新しいスタイルは「グランパ」おじいさんのワードローブのようなビンテージ感覚が人気です。
レディス編。カラーはブラウン、カーキ、そしてレッド、バーガンディと言われる深みのある赤です。全身をワントーンで揃えるスタイルが主流です。キーワードは「レディライク」ウエストを絞ったアウターやドレス、ミディアム丈のスカートなど、クラシックなイメージ。一方、アニマル柄やファータッチなど「モブワイフスタイル」も。レザーもハードではなくツヤ感のあるエレガントな表現。インには、シフォンやレースなど透け感のあるシアー素材を合わせて軽さが演出されています。
皆様のスタイルに少し今年らしさを加えて遊んでいただき、ファッションをお楽しみいただければ幸いです。
スピーカープロフィール

山崎 敏子 君
㈱大丸松坂屋百貨店 執行役員 大丸京都店長
1967年生まれ。幼少から大学までは神戸・西宮で過ごされ、大丸松坂屋に入社、京都・大阪本社・心斎橋・高槻と途中1年の東京がありますが、関西を中心に勤務されました。京都店配属をきっかけに生まれた京都へ戻ってこられました。ご家族も京都におられます。4歳になられるお孫さんと遊ぶのが楽しいのですが、体力の衰えを感じてしまう今日この頃とか。趣味は若い頃はライブや映画鑑賞、最近では家での読書を楽しまれています。