例会プログラム

例会報告

「異国で支えられた優しさ― 米山奨学生としての2年間 ―」

2025年12月03日

スピーカー: 米山奨学生 王 艶蓉さん

私は大学3年生の時に米山奨学会と出会い、京都ロータリークラブの皆さまの温かい支援のもとで2年間を過ごしました。

特にカウンセラーの山口さんには、例会だけではなく私生活の中でも多くの交流の機会をいただきました。苔香居での見学と手打ち蕎麦会に始まり、壬生寺の春快宴、夜間例会での語らい、深草での食事会、再訪した苔香居での文化体験、さらに旅順への訪問まで、多様な経験をともにしました。その中で、山口さんの自由で自律した生き方、新しいことへの好奇心、相手を尊重する姿勢に触れ、私自身の価値観にも大きな影響を受けました。最初は距離を感じていましたが、それが「静かな寄り添い」であったと後に気づき、深い感謝の思いがこみ上げました。

西田さんには、奨学生面接での励ましの言葉をはじめ、例会での温かい声かけや進路相談など、常に心強いサポートをいただきました。どんなに忙しくても私を見つけて声をかけてくださり、その存在に緊張がほぐれ、前向きな気持ちになれました。渡邊さんとは接点は多くありませんでしたが、祇園祭体験会や例会での洋食マナーの指導など、静かに見守ってくださる優しさが印象に残っています。

また、京都ロータリークラブ以外のご縁も忘れられません。舞鶴ロータリークラブでは卓話のご縁から登山会に参加し、下山中に一人になった高齢の方を会員が協力して支える姿に、奉仕の精神を強く実感しました。その優しさに触れ、私も将来誰かに手を差し伸べられる人になりたいと心から思いました。

ローターアクトに参加してからは、例会運営や奉仕活動について学び、仲間とともに日本文化への理解も深まりました。ささやかな心配りを受けるたびに、米山奨学会の創設者の思いを実感し、異国の地でも多くの人に支えられていることを改めて感じました。 この2年間でいただいた経験とご縁は、私の人生に深く刻まれています。支えてくださったすべての方への感謝を胸に、これからも成長し続けていきたいと思っています。

スピーカープロフィール

王 艶蓉さん
米山奨学生

米山奨学生 1998年中国遼寧省にてご誕生。2016年に高校を卒業してから日本語を学び、2018年に来日。現在は、立命館大学法学部法学科学士課程4年生で、2023年に京都府名誉友好大使に任命されました。2024年4月から2026年3月まで米山奨学生として活動中で、2025年地区大会でローターアクトの仲間と出会い、現在は京都R.A.C.の一員でもあります。最近は大学院への進学と卒論で忙しい中、日常生活の些細なことを記録するのがちょっとした息抜きになっているそうです。

例会アーカイブ

2月投稿なし